ネタバレ・感想ありさよならローズガーデンのレビュー

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凄く良い!(女性に社会的地位が無い時代)
2025年3月31日
1900年、イギリス。
まだ、女性に社会的地位が無かった時代。
華子は感銘を受けた作家、ヴィクター先生に会うため日本からやって来たが素性は明かさない作家に会うことが叶わず伯爵令嬢、アリスに拾われて令嬢付きメイドとして働くことになる。
華子もアリスも女性というだけで夢を持つことが許されない事に違和感を感じでいた同志。
惹かれ合う二人だけど、華子の一途さとアリスの家族、家を守らなければ…という葛藤を二人がどう乗り越えるか。
心情も行動も丁寧に表され、その時代の苦しさや時代に抗う女性、さらに同性愛など、とてもドラマチックに描かれていて素晴らしいです!
絵も可愛く、豪華でとても良いです!
名作の予感
2024年2月24日
まだ1巻しか読んでないので、これから先、二人の女性がどうなってしまうのか分かりませんが、これは名作の予感がします。
異国の香りが漂う、緊迫した美しさに魅了されました。
120年前の百合話
ネタバレ
2024年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 女性同士の愛どころか
女性の参政権すら認められていない…

そんな120年ほど前の時代の百合のお話です。

理不尽な制度や社会の目に晒され
自分達の本当の心を隠し…
現代よりもさらに辛い立場や状況に置かれた彼女達の
決断一つ一つに涙させられます

おすすめです!
何もかも全てが美しい作品です
2023年8月26日
読書好き、百合好きの方は是非!
華子とアリスの関係性はすごく美しいと思います。あの時代のイギリス文学のような、文学的な雰囲気が漂う作品で、どのページもとても綺麗で丁寧に書かれています。
初読み終わった時、少しエンディングが早いと思うけど、もう一度読み返したらもうこの素晴らしい作品を大好きになりました。
何度も繰り返し読む価値があるおすすめの作品だと思います
2巻まで
2021年12月31日
イギリスを舞台に、日本から来たメイドの華子さんと令嬢のアリスさんとの交流を丁寧に描いています。貴族と労働者階級、男性と女性といった当時の社会の壁もありますが、華子さんとアリスさんの友情・お互いを思いやる心にじーんときます。当時の服装や生活の様子、薔薇の庭園も雰囲気があってよいです。
胸が締めつけられました
2021年12月13日
この作品を読まれた方のお薦めを見て、扉絵の綺麗さにも惹かれて読みました。
女性の参政権も無く社会的地位が低かった時代背景、特に貴族社会においては様々な柵が多かったであろう。そんな中で、生まれた国も育った環境も全く異なる2人が1冊の本に導かれるように出逢い、惹かれ合う。
所謂GL作品というものを初めて読みましたが、変な嫌らしさは感じません。2人の心理描写に胸が締めつけられました。
最初から最後まで、少しミステリアスで先が読めない展開に、美しい絵と相まって目が離せない物語でした。

①186頁、②202頁、③200頁
1巻目が期間限定で無料だったこともあり、お得に全巻読ませていただきました。感謝。
最後までラストが読めない展開
ネタバレ
2021年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても素晴らしい内容でした。ほとんど初のGLです。時代もあって、2人が想いを告げるのが難しく、添い遂げるのはさらに難しい。時代、貴族、家族、人種・・・様々な問題を乗り越えて、2人がどう決断するのか、最後までハラハラしました。また絵柄もとても素晴らしく、ドレスや着物、バラが素敵に描かれていました!番外編でその後の2人も是非みたいです。
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ステキな物語
ネタバレ
2020年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 可愛くて色っぽくて切なくて幸せで絵もとても綺麗。
ステキ過ぎて何度も読み返してしまいました。
ヒロイン2人の年齢が気になります。
意外と本人たちも気付いてないけど、上下反対だったりして?なんて妄想してました(//∇//)
ステキな物語を描いてくださった作者さんに感謝します。
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