軽めに進行するのに、終始胸が苦しくギュウギュウ締め付けられながら読み終えた。
時々色気を喪ってるコマがあるが、橋本先生の男性は総じて男性性をビジュアルに溢れさせていて、そして、素直になれないキャラの感じをよく出している。
相変わらず館の内外の描写や、その他の背景のアングルなど工夫があり巧みに劇場空間として強い説得力がある。
扉に使用された絵の教会のスタンドグラスが綺麗。
やっぱり、メインキャラの男性が素敵に見えることが重要であると実感した。
意地っ張り、天の邪鬼(?)もここまで来ると可愛い。最後まで張り通して徹底してる。