このレビューはネタバレを含みます▼
国語便覧の日本文学史のページに、作品紹介も載ってて、作品名は知ってましたが、読むのは初めてです。ウィキペディアによると、近年は「機能不全家族」との関連で再評価されているそうです。
今の時代、貧困は誰にでも起こり得る事態になっています。学ぶことが自分の価値を上げる、このことについてしっかり考えるときにあると思ってます。
「次郎物語」もそうなんですが、未完の作品って結構あるんですね。書き手も読み手も納得のいくラストを迎えられるというのは、本当に幸せなことと思いました。