私がヒロインコートニーなら、先ず1番に兄ロビンを叩きのめしている。保身に走る兄、親友で共同経営者に横領の罪を着せた父、何も知らないコートニーがヒーローブレアを悪魔呼ばわりするのは当然です。私だったらもっと 喚き散らしているかも。しかし、家族への愛情を礎に気を張ってきたコートニーに、真実が齎される。本当の悪魔が 用意周到にそこへ戻り 本性を現したのだ。この事には、腸が煮える マグマが腹に溜まっているかのように 熱く熱く、マグマは血管を巡り、頭頂から噴火するのではと思うほどに 怒りが支配した。 ーーなのに、ブレアは、ヒーローのごとく在り、下司な男でもその父がいなければ、コートニーが生まれないなどと 「もういい」だなんて、憎しみは永遠の愛で昇華されたのです。そんな愛を私にも分けてほしい。