タイムスリップ侍の食道楽&クッキング。
江戸の料理を作ったり今の食を学んだり。釣りや遠足してみたり、適応早くてエンジョイしてます。本人も残してきた家族にも、悲壮感は無いポジティブな漫画。帰れなかったらどうしようとかが全然無い。あと良い人達しか出てこない。
お侍さんが料理の来歴を調べ、その辺りの雑学に見どころ有りました。昔の足跡を辿る回や旅行回もあるので、地理的なピンポイント知識があるとより楽しいかもしれない。
ただ食卓の品数が少ない…。こんなものなのかな?1人暮らしでも一汁三菜は作るのに…物足りないでござる。とはいえ家計の節約に奮闘する様はとても良かったです。
こちらにも出てくる煎り酒は、自分でも作ってみたことがあります。成城石井で普通に売ってるのを見つけた時はショックでしたね。あの苦労は何だったのか。
1冊だけのつもりが、なんだかんだ完結まで買ってしまいました。入りと締めはファンタジーで、これ以上無いハッピーなラスト。最後まで読んで自然と星5になりました。