ネタバレ・感想ありミーコのレビュー

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話のどこかに自分がいるような作品です
ネタバレ
2023年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ミーコ」劇的な何かがあるのではないけれど、日常の中の愛おしさに、じんわりきました。 * 「Shift」どういう関係の2人だろう?と思いつつ、ハピエンを期待していたら・・・ でも彼女が変われる切欠になって良かったです。 * 「つめたいビスケット」 最後2人はどうするんだろう? とドキドキしながら読んでいました。 結末にホッとしたような、他の2人が可哀想な、微妙な気分になりました。 * 「お父さんのヤマメ」 6Pの短編ですが、父娘の少し距離感がある会話にとても共感しました。 * 「華子のこと」 高校時代、田舎が嫌で東京に出たかった主人公の昔と今。 * どの作品もたんたんと描かれていますが、グッと胸にきたり、共感できたりする作品でした。
痘痕も靨作品
2023年5月19日
好みの作画ではないのですが、70%OFFと信用のおける方のレビューを読んで。全編、読後感が良い、ちょっと余韻が残るんです。
短編集、どれも秀逸。
2023年1月7日
191p、表題作含む5作品、あとがき。表題作の「ミーコ」を試し読みから惹かれて、ミーコメインの話にミーコの淋しさが伝わってきてキュンとなった。ミーコは猫だけど、人間同士でも感じる淋しさだろう。新たに関係を築けば、大好きな人が増えるわけだが、大切なただひとりに対する気持ちは見ていて切なくて「ミイコーーっ!」と心の中で叫んだ。
他の作品も短編ながら、どれも感慨深くとても良かった。
何年か前に読んで忘れられなかった作品です
2019年3月24日
『ミーコ』、もう何年も前に週刊紙に掲載されてから忘れられなかった作品でした。電子化されてとても嬉しいなぁ。
青年と共に過ごして来た白い猫、ミーコ。後から加わった彼女も含め、心通わせているもの同士に流れる優しい思いやりの物語。ミーコはほんとに可愛らしくて、
様々な『猫あるある』が差し込まれているので クスリと笑わせてくれたり、少し切なくなくなったり…
劇的な何か、はこの話にはでないけど、日々の暮らしってこういうものよね、と思うのです。
何も起こらない
2025年2月26日
ドラマチックな事は何も起こらない、それが普通の人生。
そんな普通の人の心に薄く影を落としたり光を差したりする小品集。
悪くはないけど高いな‥‥
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