冒頭からの展開と主人公の過去、それに伴う執念で序盤は非常に引き込まれる作品。
ただ、2巻まで読み進めた限りなんか違う。
主人公とヒロイン含めてキャラクターが斜に構えすぎていたり実年齢に対して精神年齢が幼稚すぎたりと普段のシーンにおける魅力がかなり低い。戦闘とか本格的にシリアスな場面はかなり良いのだが…。
特に酷いと感じたのは主人公とヒロインの関係性で、主人公のそれは命を救われた上、実年齢もはるかに上の女性に対する態度ではないし(めちゃくちゃ無礼である)、ヒロインもヒロインで実年齢200歳越えの女性とは思えない幼稚さで、外見年齢相応の精神しか持ち合わせていないように感じるため設定倒れ感がすごい。
ここが気になると本当にダメで、物語に集中できないし面白さもかなり減衰してしまった感じがする、残念。