立ち読み部分を読んで「この人は本物の霊能者だ」と確信して続きを読みたくなり購入決定(ケチな自分には珍しい)。
続きを読んでも、この人が本物だと言うことがわかります。本物ゆえの悩み(ストーカーに会うとか)もあり、苦労もあることがわかりました。落ち込んだときの彼女さんの対応も適切で、2人はなるべくして結ばれたことがわかります。私だったら彼の言うことに一喜一憂して振り回されてしまうと思うんですが、この人はそんなこともなく距離をおけるのが、彼にとって楽なんだと思う。ホワンとした絵柄とは裏腹に、いざという時はきちんと自分の意思を伝えられる大人なのも好感が持てました。
他の人のコメントにもありますが、犬や野菜との会話が面白い。見切り品は良くないのか、なるほど。参考になりました。
お二人が末永く幸せでいられますように願ってやみません。
何年かして、またネタがたまったら続きを読みたいな。
<後日編集>
読んだ直後は満足感があり、星5つをつけましたが、他に5点をつけた作品とのバランスで4つに下げさせていただきました(作者様にはお詫びします)。
ご本人もあとがきで書いておられるとおり、「ここまで書かなくてもよかったか」な話もありましたね(公表前に編集者が気がついてあげてほしい)。