5巻まで読みました。
3巻くらいまでは先が楽しみだったのですが、私はもっと夢のある逆ハーレム(現実味のないもの)が好きなので、5巻まで読むと複雑な気分に…。
この作品は良い意味でも悪い意味でも現実的な作品だなーという感想になりました。
最初は寮に住む4人のイケメンがそれぞれ主人公といい感じになっていて、フラグ立ってるなぁ!と思っていましたが
結局は主人公が特別魅力的とかじゃなくて、身近に若い女性がやってきたから意識して、恋愛と錯覚しているだけだったんですよね…。
錯覚じゃなかったとしても、すぐに気持ちが他へ移る程度の軽い気持ち…。
現実的に考えたら、そりゃそーだ!って納得できるし、リアルな上手い作品描くなぁ〜と賞賛したい気持ちもあるんですが
漫画の中でくらい、盲目的にただ1人を愛してくれるような執着愛とか見たいんです私は。
特に山崎さんのポジションは、主人公だけをめっちゃ愛してくれるけれど最終的に報われないような、まぁよくいるキャラクターだと思っていました。
その分読者に1番人気みたいな。
なのに5巻での展開は残念すぎました。彼もフツーの人だったんですね…。
彼自身も盲目的に自分だけを愛してくれる女が良かったんでしょうね。そりゃそうか。
恵梨香(主人公)は浮気してないけど、男のカン(?)で恵梨香と冬木さんがいい感じに見えてしまうのをずっと気にしていた山崎さん。
そんな山崎さんのヤキモチを見るのもすごく好きでしたが、目の前に自分だけを愛してくれる可愛い子が現れて迫られたら、あっさりグラッときてそっちに流されちゃうんだなと思うと本当残念でなりません。幻滅です。
まぁ中途半端なところで終わっているので、6巻目で実は勘違いでしたなんて展開も期待できなくはないですけど…。
それでも、他には目もくれず主人公だけを想ってくれる男性が良かったなって。
読んでるうちにこの漫画にそーゆーの求めたらダメって分かってはきたんですが(笑)
1巻冒頭から主人公は二股かけられて傷付いてるのだし、そのことを彼らも知っているのだから、もう浮気とか二股とかは見たくないので頼みます作者さん…。
唯ちゃんと柴田さんもここへきてあっさり良い感じになってるし本当複雑です。
見た目とか条件とかで人は恋した気分になっているけれど、最終的には中身が合う人じゃないとダメなんだなっていうのが伝わってきて、ある意味凄いですね。