名作の漫画と言ったら、殺伐とした戦闘シーンやカッコいい技がたくさんある、のいう作品が多いのにこれはどっちかというと日常系が多い。にも関わらず人々の日常がすぐ側にあることを前提としたカッコいい戦闘シーンが描かれている。さらに出てくる悪役もきちんと「悪」として終わるがその人にも考えがあってのことだと細かく描写されている。小学生が見るには分かりやすく面白い。大人が見るにはほのぼのとした日常と共に私たち大人への平和や戦争についてのメッセージが細かく描写されていて何回見ても飽きない。これからの伏線も細かく自然と散りばめられている。「平和」と「戦争」、「正義」と「悪」について考えさせられる世界中の人が見るべき名作だと思う。