言わずと知れた少女漫画のレジェンド作品。
小学生のときに連載が始まったリアルタイム世代です。
武内先生の絵は可愛い&きれいで大好き。5歳の姪っ子が「セーラームーン描いて」って言ってくるので、今時の子が見てもかわいいんでしょうね。
太陽系惑星の英単語はこの作品で覚えました。レイちゃんのカラスの名は火星の衛星とか、鉱物名が名前になってたりとか、名前について調べると勉強になります。
連載が進むにつれ絵が手抜きになっていったのが非常に残念。ストーリーも連載引き延ばしの悪影響を個人的には感じてしまう。
高校時代に先生(当時50代女性)がセーラームーンについて、こう分析していました。
「女の子が敵と戦うという設定がまず衝撃的だった。守られる側のか弱い対象から女の子でも戦えるという、女の強さを提示し影響を与えた意味でも社会的価値のある作品である。また、少年漫画は戦う理由が「地球のため・人類のため」とスケールが大きいのに対し、セーラームーンは愛のために戦う。女性は愛する人のためなら強くなれるんだというメッセージが、少女だけでなく母親世代にも響いた要因の1つではないか。」