主人公は全面に出るヒーローではなくて、暗躍するヒーローとか実は事件を解決したのはオレだったとか厨二が好きな人。
人(笑)。
この厨二っぽい陰の実力者になりたいのを全く恥ずかしがらないところが良いですね。
全く恥ずかしがらないどころか、むしろ悦。保険をかけないところは好きです。
他の特徴としては、影の組織を作って架空の悪の組織と対決してるんだと部下にロールプレイしてるんですが、周りが信じ込んだり凄いと思ったり、主人公が適当にカッコつけて言った事が現実だったりでスレ違いコントがあります。
嘆きの亡霊みたいですね。
ただ、そこは嘆きの亡霊程全部スレ違いじゃなく、たまに小ネタ程度に挟む感じで薄いと思います。
そのためそこに好みが無ければ読みやすいです。
あくが強そうで強くない何も考えず読める作品ですね。