ネタバレ・感想ありBOOM TOWNのレビュー

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隠れたサイバーSFの傑作
2024年10月21日
今ではサイバースペースを描いた漫画は珍しくない。しかし、そのジャンルの初期の作品である士郎正宗の「攻殻機動隊」が未だに最高峰のままだろう。本作は1990年代のいう「攻殻機動隊」につづく世代の漫画ながら、その亜流にならずに別の角度からサイバースペースをとりあつかった傑作である。その内容は2024年現在で読み返してみても古びていない。このジャンルが好きな人にはぜひお勧めしたい。
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深く考えずに読むとおすすめ
ネタバレ
2026年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供の頃は絵が綺麗だしキャラは元気だし電脳空間のデバッガーなんてかっこいい!って思って楽しく読んでましたが、主人公の両親が毒すぎて今はまともに読めない。理系で子供に興味ないんですって態度のくせして無計画に6人産んで、子供の世話は全部長女(主人公)に丸投げ(やらせてるわけでもなくてあまりにも放置が過ぎる為長女が自発的に親代わりになっている感じ)で、親は本当に子供に関心がない。父親が主人公に意識を向けた唯一の瞬間は「自分に似ている」と思った時だけという、ここでもつまり観ているのは子供ではなく自分てこと。キモ。しかも同僚のオヅは試験管ベイビーのため家族がそもそも存在せずその視点で「家族がいて良いね」感を出してネグレクト毒親を美化しようとするのもうざい。電脳空間が現実と大差なく描画されている世界観や、自我を持ったNPCの葛藤や天才ハッカーたちとのやり取り、現実世界の秋葉原の古き良きごちゃごちゃ具合など見所満載で内容は面白いんだけど、主人公の元気で前向きでポジティブだから許されてる毒親の正当化みたいなのが本当に心底悍ましい。毒親に抵抗がなく、ディストピアでもブレードランナーでもスターウォーズでもない、古い和製漫画ならではの明るく楽しい近未来SFがお好きな方にはおすすめ。登場人物が全員すごく濃い。唯一無二の世界観。書き込まれ過ぎてごちゃごちゃしてるが、絵もとてもきれいで丁寧です
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作家名: 内田美奈子
ジャンル: 少年マンガ SF
出版社: Jコミックテラス