いわゆる少女漫画の恋愛モノを期待したら肩透かしを食らうかもしれませんが、音楽学校ドラマとして面白いです!多少無理のある設定もありますが、それが気にならないストーリー性と、初回から飛ばしまくって最後まで緩まないテンポ感がすごいです。
山田先生は連載当時クラシック音楽に詳しくなかったそうですが、キャラが色々なことに悩みつつ挑む曲がまさに「ここでこの曲か!」って感じで、頭の中で勝手に澪次や那智、葵の演奏が、私の思い込みの音色で鳴ってました(笑)。もしよかったら、作品に出てくる曲を実際に聴いてみると、この作品はより楽しめると思います。