完結まで読みましたが、うーん…。ヒロインの幼くほんわかした外見に反して、話はどんどんエグくなっていき、最後はなんとも言えないエンディングでした。序盤はサスペンス要素がわりと興味深く盛り込まれて先を読みたくなる感じがあったけど、中盤以降は安っぽいホラーみたいな展開の連続で、読み進めても「なるほど最終的にはこう来たか!」と思えるようなひとひねり工夫のある結末が用意されてるわけでもなく…。色々なことが明らかになるにつれ、ヒロインのすべてがひたすら気の毒。レビューは高評価が多いですが…まだ1巻だけしか出ていなかった時のものが大半なんじゃないかなあ?ヒロインがこの先は幸せになれそうな感じで終わったのが、せめてもの救いです。