まさか違うよな、まさかな?というかすかな希望も打ちのめすラストの追い込みには読むだけでトラウマもので。いろんな愛の形があっていいという主張は認めますが、それは受け取ってくれる人がそう思えばの話で。須藤じゃなくて普通の人へだったらまだマシだったかも。トラウマとか抱えてて拒食症チックな須藤に対してのこの行為は、一生立ち直れないと分かりきってるのに、あまりにも残酷すぎて。そもそも栄養士だかなんだかそっち方面目指してる人なのにそこらへんのプライドとか信念とか無いんだな、っていう。その方向からアクション起こしちゃうんだ?っていう残念な気持ちもあり。
まぁストーリー性としてはミステリーサスペンスホラー要素のオチつきの物語で、ちゃんと成り立ってはいたと思います。完全に好き嫌い分かれるやつでしたので注意ですかね。