ネタバレ・感想あり摩天楼の海を渡れのレビュー

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貴実子~!
ネタバレ
2022年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんたってヒロインがめちゃくちゃ格好いい。「女は男に幸せにしてもらうもの」「男は女を幸せにするべき」「堅実な男と従順な女こそが理想であり幸せになれるのだ」みたいな考えだとまったく面白く感じない漫画だと思うんですが、私は女である前に自立した一人の社会人だろ!と思う派なので最初から満は貴実子に相応しくないと思えたし、ジェイも若いからフラフラするだけで貴実子以上の女はどこにもいないと気付けば余所見もしなくなる気がしたので。貴実子本人がもし悲劇のヒロインぶった態度だったり、男がいないと幸せになれないタイプならどちらとも上手く行かなかっただろうけど、貴実子にとって何より重要なのは仕事。ジェイへの一途な想いをずっと持ち続けながらマネージャーだろうが誰だろうが真っ向から言い返し、トラブルを回避するために自分が悪者になり、暴力事件からも庇い、献身的で賢くて強くて惚れ惚れしました。商社マンの妻におさまって専業主婦なんかするタイプではない。これからもたまに浮気に走るジェイの手綱を握りながら、二人で一般向けの哲学を極めて行くんでしょう。幸せな老後が見える気がします。
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ハッピーじゃない
ネタバレ
2022年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ もめもめ、拗れに拗れて結局元鞘に。モヤモヤしかない。そう言う劇場型の恋愛しか出来ない人達の話。個人的に目覚め悪い内容。元婚約者とくっついて欲しかった…。こー言う男はどんなに反省しても同じ事を繰り返す、条件さえ揃えば絶対に浮気する。
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作家名: 原のり子
ジャンル: 女性マンガ 恋愛
出版社: 宙出版