家柄のしがらみが人生を縛る古い時代が背景にあるとしても、過去のトラウマが自分の身体を差し出さなければ、誰にも愛してもらえないというのはちょっと極端すぎてついていけなかった。愛情表現が不器用で言葉はきつかったかもしれないけど父親はちゃんと息子を愛していたと思うし、執事の蓮見も破滅的な生き方をする顕史を心配して側に仕えているし(破滅的な遊びに手を貸すのは理解し難いけど)我儘で幼稚な受けが、人間が深い攻めの修一から無償の愛で満たされて破滅的な生き方と決別するのは良かったけど、巻き込まれて人生終わった取引先の御曹司は気の毒だった。腹黒いけど小心者の義兄の言いなりになってたのも疑問。とはいえ結末が気になり3巻全部購入しましたが。。絵は綺麗です。ちょっと前の昼メロ風