ネタバレ・感想あり花ゆめAi 徒花のレビュー

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文学的だなぁ。
2022年7月13日
”大正ロマンポルノ”に収録されています。タイトルが 全てを語っている、と読後 気付きました。咲いても無駄になる花。タイトルの付け方が 惨いほど ストレートで、決して、普通のハピエンではないけれど、って きっと ヒロインには 最高のハピエンで、義理父には 安堵のハピエンだったと思います。当て馬が 余りにも イケメンだから 勿体ない使い方だな、なんだったら、スピンオフで 彼を幸せにしてあげて欲しいな、とまで思いました。それから 最初、ヒロインの帯に蝶がいて、羽ばたいていくのかと思いきや、最後のほうの彼女の着物の柄は 神々しく咲いた花たち。この匂わせ感が半端なくって、麻生先生の作品に病みつきになります。
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雰囲気、谷崎
ネタバレ
2022年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 義理の娘の幸せを願う父親。その娘に一目惚れする青年は当て馬。娘は徒花、割れた器を継ぐ様な生き方を選ぶ。二人の笑顔が印象的なラスト、誰もハッピーにならないハッピーエンディング。
むつかしい
ネタバレ
2020年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 生活に困らないだけの経済力があり、従って家具調度品もなかなかで。実の親子でもなく、かれの元へも飛び込んでいかない。げにまっこと女心は、、、
自分好みに育てた女
2023年11月1日
自分好みみ育てた女の代表は「源氏物語の若紫」「谷崎潤一郎の痴人の愛」
徒花とは、実を結ぶことの無い花の事
万葉集で、十市の皇女の歌の山吹のよう
「山吹の 立ちそひたる山清水 汲みにいかめど 道ど知らなく 」この歌は、高市皇子が熱い想いを込めて送った歌に、十市皇女は、その思いに応えることは無いという返事の歌です。山吹は美しく咲く花だけれど決して実ることの無い花、見に行くに行けないと突き放しています
そんなような話しだなーとおもいました。
美しく咲くけれど、決して実を結ぶことは無い花
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美しい話。ラストは好き嫌いが分かれるかな
ネタバレ
2022年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 淡々と美しく流れていくお話。短編映画一本見た感じ。後半については、好き嫌い分かれるかな、私にはちょっと残念でした。もっと長い話として、ゆっくり読めていたら、また感想違うかな。
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とても人間らしく
2021年2月2日
それぞれの環境でその人の人生と人となりができあがる。愛はその最たるものだと感じました。美しく描かれていて読みやすかったです。
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何とも言いようのない
ネタバレ
2020年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読後感は良くないです。
まんまと作者の術中にハマって父親にむかついてしまった。
母親にも同情しかない。そりゃ勝てないわ。。
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作家名: 麻生みこと
ジャンル: 少女マンガ 恋愛
出版社: 白泉社
雑誌: 花ゆめAi