ネタバレ・感想あり愛人 ラマンのレビュー

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デュラス作品の画像化がすてき
ネタバレ
2024年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ マルグリット·デュラスがすきで「ラマン(愛人)」の原作も読みました。映画化された時もみましたが、微妙な描写が高浜寛先生の作品のほうがより原作に近かったように思います。最後に、船上で主人公のまだ若いデュラスが一人でなくシーンなどにもそれを感じました。素晴らしい作品です。原作と併せてよんでみてほしいです。
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小説の雰囲気を受け継いでいる
2021年10月31日
小説の「愛人 ラマン」「北の愛人」共に読み、映画も見たが、小説のニュアンスを受け継いで且つ簡潔にまとめたと言う印象。
160ページほどながら当時のインドシナの雰囲気や切ない感情は伝わって来て、映画を観たような読後感。
後書きを読めばなぜこの漫画の主人公2人が美男美女でないのか納得のいく説明がされている。
小説と比べると映画の方にこそ原作にはないシーンが散見されて、それ故にデュラスが映画は気に入らなかったのかも知れない。俳優のような美男美女の夢物語でなく、普通の少女と資産家ではあれど普通の青年との物語なのに、映画の中では装飾過多で現実や自分の想い出を歪曲されたと感じたか… 尤も映画であるからにはそうでないと成り立たないが。
こんなお話だったのかと
2023年1月3日
良いきっかけになりました。最初コミックスの方向が右から左でなく、逆方向になっていることに気づかず、戸惑いましたが汗。人間、若い時の鮮烈な思い出は、一生鮮烈なまま生きていくのかも。男の子が純情で、裕福だけど幸せって事でもなさげで、少女は。。。絶望の中に生きていて、正反対に見えた二人でも合わさる部分があったのかも。原作を原文でなどおそらく読まないであろう人間にとっては、有難い作品でした。
映画そのもの
2021年10月28日
映画を知っている為、風景や抒情的な描写は非常に忠実に再現されていたように思う。陰影の描写などは映画以上に生々しく、漫画とは思えない表現力。しかしそうであるならなぜ登場人物までもを再現しなかったのか?そこだけは小説に忠実だったのか?知るよしもありませんが、もう少し少女を美しく描いてほしかった。少女が蠱惑的で美しいからこそ、この倒錯的な愛が成り立つのでは。
う〜ん
2021年5月2日
ストーリーは好きです。この作者さんの作品はどれも好きですが、これは……。
読み終えたとき、不釣り合いな値段だなと感じてしまいました。
少女が
2021年3月29日
映画のジェーン・マーチは美少女とは言わないまでも人目を惹く少女ではあった。
しかしこの作品の少女はただの薄汚いガキにしか見えないんだよな・・・
惹かれる要素が全く見当たらない。
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