このレビューはネタバレを含みます▼
なんとソーヤーの息子、ケイシーのロマンス。バックボーン兄弟のことを何も知らなければラストは不安だったかもしれない。あの両親がいて悪い噂もあるのに故郷に留まるより、シカゴに行って暮らせばいいのにと思ったかもしれないけど、ケイシーの妻になるならあの有名なつよつよ兄弟(と妻たち)のいるバックボーンの方が暮らしやすいのは決まってますよね~。孤独だったエマがこれからみんなに囲まれて幸せになるのだろうと思うとわくわくするものがあります。ヒーローとしてのケイシーもまた、心当たりがないのにエマと赤ん坊(嘘だけど)を引き受けようとしたり、「しくじった過去」を悔いて今度こそは!と真正面から駆け引きなしに口説いてくるところ、格好よくてまさにヒーロー!という感じ。面白い番外編でした。