ネタバレ・感想あり賊軍 土方歳三のレビュー

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信じる旗の下激闘した最後の武士の生きざま
2025年8月18日
慶応4年の沖田総司の隠遁所から函館戦争終結迄の約1年間を描いた、土方歳三と沖田総司の物語で、新選組時代の主な出来事は回想という形で描かれます。実際総司は隠遁所で労咳の為亡くなっているのですが、そう見せかけて小姓の市村鉄之助として最期迄歳三に寄り添う設定で、2人の深い絆や特に総司の歳三への想いはBL的なものさえ感じさせられます。
それぞれの藩の謀略や寝返り、旧幕府軍と新政府軍の因縁や私怨が入り混じる凄絶な戦い、「東北王朝」の実現、榎本の「蝦夷共和国」と狂気、「喧嘩の天才」歳三の活躍。歴史の渦にどんどん呑み込まれます。
日野の農民が武士になる事を羨望し、新選組を経て敗走しながら北上、遂に蝦夷の地で己の信じる旗の下戦い抜いた歳三の壮絶な人生には胸が痛くなります。でも最後に総司の腕に抱かれ「日野にかえりましょう」というシーンは魂が揺さぶられました。
日本の近代化の革命には犠牲が必要だったかもしれませんが、会津藩の様に降伏すれば良かったのに....生まれた時代を間違ったのでしょうね。
写実的な作画に8等身で180cm以上の長身(当時の男子平均身長158cm)で殆どが美男(私のお気に入りの斎藤一以外...)少女漫画顔負けで楽しませてくれます!!
写真でも美男の歳三はもちろん美形で超カッコ良く、写真無しの総司は若き天才剣士の労咳により夭逝した生涯により創作では美青年に描かれますが(源義経と同じ)もちろん可愛い美少年‼ 細谷十太夫も美形で魅力的‼ その上松平容保や「東武皇帝」輪王寺宮までも美形‼
数人の美女が登場しますが、みんな歳三にベタ惚れで、戦争の中でもオファーされるというモテモテぶり‼ さすが色男‼
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映画を見ているような
2025年4月15日
新選組を描いた作品はいろいろありますが
赤名修さんの、写実的な絵で描かれる、土方歳三は
映画を見ているような、動きがあるのかと錯覚します

かなり、残酷なシーンもあります
でもとにかくかっこいい
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かっこいいです
2023年4月26日
実話をベースにここまで美しく色づけされた作品はないと思います。土方歳三を含め、新撰組のみんながめちゃくちゃかっこいいです。
よかったです
ネタバレ
2021年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻無料分のみですが、とても読み応えがありました。これから2人が無事に新天地にたどり着けるのか?楽しみです。
期待を上回る
2020年9月27日
新選組が大好きで資料から歴史小説、漫画など色々な書物を読みあさってますが、なるほど!そうくるか!!っと、読み進めながらワクワクしました。あとこんなにエロい土方さん初めてかもしれない…要所に新選組への愛も感じましたし、続きがめちゃくちゃ楽しみです!
うん
2023年1月17日
これ系のやつはいくつも読んだけど、面白くても面白くなくても読んじゃう。他にも面白い作品はあるけど、頑張って読みたいと思います。
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作家名: 赤名修
出版社: 講談社
雑誌: イブニング