前世だの、転生だの、その夢だの言うから何回転生してるのか解りづらくて???
今、どこ?って感じがずーっと付き纏う感覚が抜けない。
けど、幼少期に殿下に一目惚れしたルイーゼが好かれたい為に斜め上に頑張ってケバい化粧にキツい香水で38歳まで過ごし、、、。
突如16歳のルイーゼに逆戻り。
その際に日本で引き篭もってた時の前世も思いだしたので、ルイーゼとしての自我(幼少期に殿下を好きになった気持ち)はありつつ、、、。
というわけで転生先の世界がゲームの世界で自身が38歳まで過ごしたのはゲーム世界の殿下浮気ルートでそれを回避するべく奮闘しているのが現世という解釈で良いのかしら?
この作品の場合、前世というと一度失敗した浮気ルートと日本の記憶もあるから…
高頻度で「あれは前世の夢だったのね」と呟かれると、え?!今まで読んでた奮闘している物語がif物語でまた転生したの?"今"の貴女は何処にいるの?とチンプンカンプンになること多々。
要は挿入する必要の無い無駄なシーンが多いから混乱する。
また夢を見てしまったって自己完結してくれればまだ消化出来たのに。
前世が2通りあるから、前世を話したと言われても…。
家族にここがゲーム世界であることを伝えたのか、
一度殿下と婚姻して38歳まで生きたけど愛されなかった事を話したのか…。
異世界の旨を伝えたのであればとてもよく安易に受け入れて貰えたねとは思った。詰めが甘い。
何にせよ、日本の記憶を戻してからは客観的にルイーゼ自身を見れるようになっているから恋に奥手な美少女と昔の面影を探し続ける王太子の物語として楽しめるので続きが早く読みたい。
11話まで読んだけど、とくに絵のブレは無かったし、各話20POINT還元だから、単行本で買えないのが手間だけど。