強く怖じけず行動するヒロインは、見た目は華奢で花のあるプリンセスと見えても、卑劣な犯人に毅然としている。
危ない所を切り抜けるときも逞しい。
家族、家族からの期待、事件、夢、色々盛り沢山だが収まった感じ。刑事さん、よかったね、という結末。
お母さんの説得とかあるのかな、と思ったがなかった。競技上のパートナーとも、修羅場?や説明の類のシーンなどなく、ヒロインの口から纏まって報告されるだけで、頁は取ってない。
全体のまとまりから、制約もあるのはやむを得ないため、小さな事柄ははみ出したのかもしれないが、何処か食いっ散らかし感が残ったような。消化試合みたくなって、何となく、あれはそんなに大事ではなったんだよね、結局、といったような、肩透かし感、全く無いと言ったら嘘になる。