ネタバレ・感想ありとらわれの乙女と黒獅子のレビュー

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実は何人もいる黒騎士
ネタバレ
2022年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 津寺先生の黒騎士シリーズ、本当に大好きで何度も読み返しています。アルドゥン王国のセレスティア王女をお守りしている女騎士アデルと、偶然に彼女を助けた黒騎士ウィリアムとの恋物語。二人はお互いに惹かれあっていきますが、アデルを陥れて我がものにした悪党のカルヴィン伯爵は、卑怯者で本当に許せない。ウィリアムがもう少し早く帰ってくれたらと悔しかった。最後は無事に二人は結ばれるのですが…この何十年か後のお話が「白薔薇と黒獅子」ウィリアムとアデルの娘、エリシェが主人公です。そして、今作でアデルに横恋慕して振られたカルヴィンが、悪徳司教となって再登場。アデルに似てきたエリシェに触手を伸ばしてきます。アデルはすでに亡くなっていて、男手でエリシェを育てたウィリアムも瀕死の状態で、愛娘にもあうこともなく亡くなってしまいます。このお話でこんなに素敵でカッコいいカップルの後日談にしては寂しかったですが…でも、ぜひ続けて読まれることをお勧めします。
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切ないところもあります
ネタバレ
2021年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良いお話しでした。女騎士のヒロインも素敵だし、ヒーローもとてもカッコ良くて良かったのですが、お話しの中でとても切ない部分もありました。え、そうしなければならないの⁉︎という感じで。ちょっとショックでした。...最後は幸せになれます。ストーリー的にヒロインのその犠牲があったから、みんなが幸せになれたとも言えるけど、やっぱり切ないかな。愛するヒーローと幸せになって欲しい!黒獅子のお話しは物語同士でいろいろつながりもあって好きです。
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