鰐一掘リースさまの美しい絵も背徳感のある作風もとても大好きですが、こちらはちょっと難しくて何度か読み返しました。
満月の一夜の物語。
夜は全てを包み込むけれど、包み込まれた兄弟のそれぞれの想いや同じ夜を眺める時の、心と体の距離感はどんな?
そして隠された(?)父と母の想いは?
読み解けるようだけれど、もっと深く読みたいような。
たった一話の作品だなんてもったいないテーマでした。
鰐一掘リースさまの世界観が、最小の言葉と言葉(モノローグ)で、美しく語られていました。
エッチは兄の弟攻めでしたが、兄は攻められたがっているようでもあり…?!
度々さらりとエロティックなセリフが
兄はMで受け、弟はSで攻め、いつかそんな関係になりそうな予感を感じるふたりでもありました(*^_^*)
あ、でもエロエロ、という感じでもないので、BL的要素を求めるならオススメしませんのでご注意を(笑)。