ネタバレ・感想あり毒姫の棺のレビュー

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スピンオフ
2025年5月12日
待望のスピンオフかもしれません。本編の世界観は維持したまま、ユーモアがあるけど毒々しいエピソードでした。
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毒姫の続き
2024年11月2日
「毒姫」が大好きだったのですが、最後がかけ足でちょっとストーリーが物足りないなと思っていました。でも、この「毒姫の棺」によって一気に物語に深みが出ました!!
「毒姫」の世界のその後だけでなく、過去のストーリーの補足や違う人物からの視点も描かれているため、読み応え抜群です。購入して良かったです。
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【毒姫】の完結
2021年9月23日
最高でした。
伏線の回収で本当に完結したのだなと思いました。
欲を言えばハルの納める国を見てみたいです。
毒姫本編の補完
2021年9月11日
ここまで含めて毒姫は完全な物語ですね……!毒姫本編で惜しいなぁと思っていたところがしっかり補完されています。
毒々しく過酷な世界を生き抜いたキャラクターたちの美しさも醜さもここにあって、本当に魅力的な作品でした。大好きです。また毒姫の最初から読み直したいと思います。
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『毒姫』を補完する本編のような物語
ネタバレ
2021年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 正直、『毒姫』だけでは不完全燃焼な気持ちのまま、何年も過ごしていました。
『毒姫』は素敵な作品です。
ベラドンナの悲恋から始まり、ミトラガイナからの刺客である毒の姫リコリスとグランドール第三王子カイトの恋に、第一王子ハル、第二王子マオ、二人の片想いが四つ巴で絡まっていく中、根底にあった三つ子の呪いとマオのハルへの執着、カイトの孤独と異質性、そして父王イカルスの死と彼の思惑が、ミトラガイナの女王にグランドールへ攻め込む隙を与えてしまい崩壊へと導かれるストーリーなのですが、この破滅へと向かう流れが(特に5巻)あまりにも誰かに仕組まれていたように呆気なくて、ずっとずっと気になっていました。
その補完が行われるのが本作、『毒姫の棺』です。
納得しました。
物語に深みが増しました。
そう、仕組まれていたんです。
あまりにも自分の思い通りに動きすぎる世界に飽いて、『神の手』に運命を委ねたあの人が、彼らを死に導いたラスボスでした(リコリスはどうあっても短い命、愛する人に触れられない定めなので、あの最期は最良かもしれませんが……)。
けれど、その人が唯一『未来を見てみたい』と思った王子、行動の読めなかった王子、予言という運命に『無能』の烙印を押された王子が、まだ生きている。苦しみもがきながらも、国のために命を繋いでいる。
今はただつらいばかりの彼の進む先にあるのが光であると信じて、下巻を待ちます。
彼がリコリスの塔に語りかけにいくシーンは、とにかく切ないです。
幸せを掴んで欲しい……。
前作ファンなら見なければ
2021年1月5日
また毒姫の世界が見られるのは嬉しいですよね。
個人的に三兄弟の中でイチオシだった、ハルのその後が描かれるのは本当に嬉しいです。
真っ直ぐなハルちゃん、無能の子のハルちゃん、本当に幸せになって欲しい。グランドルを壊滅状態まで追い込んだハオマとの今後も気になります。心の清らかな王同士、末永い友好を育めると良いのですが。
続きが気になります。
ミツコツ先生大好き😄
2020年11月27日
フィーヤンにハピファミが掲載されていた頃から、三原ミツカズ先生の漫画が好きでほとんど読んでいます😊毎回、骨太なストーリーで安定感があって本当に大好きです(そして、先生ご本人の笑いのセンスも好き!)。

先にレビューされている方が書かれている通り、『毒姫』を読んでからでないと分からないストーリーです。『毒姫』は好きなお話だったので、続きが読めるなんて嬉しい!下巻も待ち遠しい~😄
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普通の人にはおかしく、違う人には愛しい
ネタバレ
2020年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 毒姫シリーズでは語られなかった部分が変わらぬ美しさで表現されていて単純に楽しかったです。
ただ、これはあくまで補完。
毒姫シリーズ1~5を読んだ後じゃないと楽しめないし理解できないので、毒姫シリーズ読了してからお買い求めになるといいと思いました。
この作品群は、とくにイカルス王の狂気が明示され、そのおぞましさに胸を詰まらせる方もいるかもしれませんが、私にはその“裏”あるいは“影”があることで人間味が増し愛おしく感じました。
この作家、またこの手の作家の作品をいくつか見てきて分かった王道パターンが、
主人公が何らかの狂気を帯びていて、しかし、その主人公が同情を誘うような言葉をぽつりぽつりと呟いて“相手”に「そんなことはないよ!」と言わせ、
普通の人に、甘いケーキと芳しき紅茶のセットを頂くつもりで読み始めたのに腐った肉と出がらしのお茶を飲んでいるような空虚感を与えるが、心を病んでいる人には心に沁みる温かいスープを飲んだ気にさせるのですが、
「毒姫」は本当に甘い。けれど苦い。
「毒姫」は、三原ミツカズがその倒錯同情王道パターンから外れてひたすらに生きることを望みあがき続ける人々を描いた物語。
毒姫の続き
2021年5月31日
毒姫の続きが読めるなんて、うれしかったです。生き残ったハルの話がメインです。
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