父親を亡くした高校生の輝が親戚の書道家清水さんに引き取られ同居するところからはじまるお話です。
最弱メンタルで人嫌いぬいぐるみに愚痴をこぼす清水。輝は親とあまり関わらずに成長したので父親の死もあまりピンと来なかったのですが清水と関わるなかで気づきや感情を出せるようになりちゃんと泣くことができた。輝は真面目なのにグイグイ攻めるし愛情表現も素直。それに清水は押されながらまんざらでもないけれどきちんと自分の身を守っています笑
独特のテンポとセリフでやりとりは楽しい。絵は好みが分かれるかな。作品の雰囲気にはぴったりだと思います。年上の保護者と同居の設定は正直ありがちです。読んでいるとすごい花とゆめの作品だわと流れもなんとなくわかる。けれどなんだかとってもほっこりする楽しい作品です。