ネタバレ・感想あり詩歌川百景のレビュー

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地縁血縁
2025年4月9日
鄙びた温泉街で働く若者たちを、詩情豊かに描いた物語。といっても、家族のしがらみ、田舎特有の息苦しさが生々しく描かれている。短編小説のような極上の味わいがありました。
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泣ける
ネタバレ
2025年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 和樹と守も不憫だけど智樹が可哀想すぎる。辛い。
どうか更生して幸せになってほしい。
ハッピーエンドを願いながら最後まで見届けたいと思います。
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最高の青春・群像作品
2025年3月17日
吉田秋生先生の作品は、「青春・群像作品」と「尖った主人公作品」に大別されますが、「青春・群像作品」の集大成と感じているのが、詩歌川百景です。主人公格の男女二人だけでなく、色々な登場人物が丁寧に設定されて話が進行していきます。大人の私からすると、今までの人生で出会ってきた様々な人たちと、作品の登場人物が重なっているように感じます。読むたびに、心が満足する感覚を覚えます。
『海街diary』四女すずの義弟が主人公
2024年5月11日
このお話単独でも楽しめますが、やはり『海街diary』を読んでからの方が人物の背景事情が分かってより楽しめると思います。
田舎特有の空気感や昔ながらの価値観、他人との境界線を引けないことによる無自覚な人権侵害等に対して、問題の本質を言語化し、毅然と反論できる登場人物達の台詞や行動に、作者の知識の深さを感じます。
作中に出てくる登場人物達のような素敵な『大人』になりたいと思いました。
海街diaryから
2024年4月12日
舞台は少し『海街diary』の続編で、やっぱり同じように人や街並みなど丁寧に描かれていて、とても共感できます。
これから彼らがどうなっていくのか想像もつきませんが、続きを気長に待っていようと思います。
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海街diaryのシリーズもの
2024年2月5日
海街diaryもとても好きで読んでいたので購入。谷間の小さい温泉町のゆっくりとした時間経過で、登場人物の心の機微を繊細に描いた両作品だと思います。しかし吉田秋生作品に出てくる「ダメな人」の描かれ方がいちいち辛辣で笑、そしてそのダメさを罰するわけでも糾弾するわけでもなくただそこにあるように描くのすごいですね。
ほんわかしています
2023年9月14日
内容にほんわかした雰囲気があって面白かったです。登場人物がいきいきしていて楽しめました。吉田秋生先生のような面白さがある作風でした
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新刊が出るまで
2023年7月30日
待つ時間が長いけれど、待つ甲斐のある傑作です。吉田先生の作品はとにかく内容が濃い!少女の頃からもう何十年も吉田先生の本を読み続けていますが、どの作品も奥が深くて、時間を経ても全然色褪せない。何度でも読み返したくなります。この「詩歌川百景」も間違いなくそうなるでしょう。確かな画力とストーリー、絶対に損はしません!オススメします。
深いです
2023年7月8日
吉田秋生さんの作品は、いつもセリフが深いです。若い頃にも、夢中になって読んでましたが、今も衰えない画力とストーリーに、海街大人買いからの詩歌川。時々海街のキャラクターのその後がセリフで挟まれるのがまた、たまりません。
若者たちの葛藤や、取り巻く大人たちの思い、続きが楽しみな作品です。
50代になっても
2023年6月22日
吉田秋生さんの作品は中学生から読んでいます。
すっかり大人になったはずなのに、一瞬で少女の頃に戻ります。少女のあなたにも、大人のあなたににも読んで欲しいです。
3巻の主役は
ネタバレ
2023年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ この巻の主役は類でしょう。
彼の繊細な心配り、家族間の問題、告白出来ない恋心。
もしも、隣にこんな男子が存在したら実らぬ恋に身を焦がすかもしれません。
内容が多い
2023年6月10日
1巻1巻の内容が多くて深い。
読んだー!という気になれて
お得感と満足感がすごいです。
物語の世界観にどっぷりはまれて
自分もこの土地の人間になったような
感覚になれます。
特に3巻素晴らしい。泣けるし
本当に傑作!
続巻が待ち遠しい。また1年待つの辛い。
良い作品
ネタバレ
2022年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 海街diaryが大好きだったので、つながりのある本作を購入しました。
最初はちょっと説明っぽい部分が多くとっかかりにくい感じがしましたが、読み始めるとそこはやはり吉田先生。しみじみと胸に突き刺さるセリフに、考えさせられるエピソード。購入して本当によかったです。
2巻から水面下で恋模様が動き出し、気になる部分もあるので続きを楽しみにしています。
考えさせられる作品でした。
2022年12月26日
海街が大好きで全巻読んでました。海街の三姉妹は登場しないけど続編のようなこちらの作品を知り購入。他の方の感想にあるように重い内容ではあったんだけど考えさせられる良い作品でした。続きも楽しみです。
舞台となった土地を訪ねたくなる
2022年6月28日
海街ダイアリー全巻読んでから来ました。後日談ではありますが今のところ直接の繋がりはなく別物語として進行しています。海街ダイアリーは鎌倉が舞台でしたが、これは山形?秋田かな?なんとなく訪ねたくなるいい街が描かれています。2巻終わりで今後の展開がちょっとドキドキですね
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こどもは静かに溺れる…
ネタバレ
2022年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ だから
どうか救いだして

こどもは優しい
こどもはさみしい

こどもの優しさにつけこむような
大人をどうか許さないでほしい…


そんなふうな作者様の繊細な
言の葉を
ひとつひとつ
心癒されながら読ませて頂いております

いつもいつも本当に楽しみにしております
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海街diaryの続編、温泉街diaryって感じ。
2021年6月1日
海街と違って、温泉街なので山が多い。
すずの一時期だけの弟の和樹が成長して
仕事しながら、小さな温泉街の人たちとの
交流を描いてて、キツイこともあるけど
基本的に優しくて温かい物語。
海街diaryを読んで
ネタバレ
2021年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前購入していた海街diaryを久しぶりに読んで、続編が出ているのを知って購入しました。まだ1巻でこれから色んな事が起こる感じ。この作品を読んで思う事は、「子は親を選べない」「地域が子を育てる」という事。しっかりした親という後ろ盾が無いと、簡単に足を引っ張られてしまう。信用できない人には、隙を見せてはならない。幼い弟の為に、辛い事があっても投げ出す事も出来ない。和樹の葛藤を思うと切なくなる。でも地域の大人達がしっかり見守っていてくれるのを見るとホッとする。智樹もずっとこっちにいたら良かったのに。
海街ダイアリーの裏(B)面のような
2020年11月19日
海街ダイアリーのすずちゃんの義理の弟の話。
「子ども時代をちゃんと子どもとして扱われること」
「大人の役割」
みたいなことが、温泉町を舞台に描かれます。
海街ダイアリーより少し重くて、セリフが多いかな。
人生において大事なことではあります。
親の身としては、自身を振り返させられる話です。
海町diary続編!
2020年11月2日
田舎町の風景や、そこでの人々の暮らし、季節の移り変わり、全てが美しい。海町diaryのときもそうだったけど、どんな場所でもどんな立場でもそれぞれに等身大で生きる姿が眩しくて、だからこそ言葉一つ一つに重みがある。どうしてもうまく感想が書けないのでとにかく読んでみることをお勧めします。
ゆっくり、ゆっくり
2020年10月10日
大好きな吉田秋生作品。「海街ダイアリー」よりも哀しくて陰が濃い。以前、吉田氏がインタビューで物語の舞台として魅力的なのは、大都会か田舎か陰の濃い場所と語っていたのを思い出す。今作も健気に生きる若者たちがしっかり根を張って、幸せを育てていくお話であって欲しいなと思う。
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人生だなあ
ネタバレ
2024年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親がいても不幸、親がいなくても不幸。結局は本人の気持ちのもちようなのかもしれないけど、子供の頃からしなくてもいい苦労をしなくちゃならない子がこの世からいなくなりますように。
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自然がしみる
2023年7月31日
海街diaryをずっと読んでいたので、この作品もすぐ読みました。ぐっと考えさせられる言葉が多々ありずっと残してほしい作品だと思います。
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人間ドラマ
2022年10月25日
海街diaryから何となく続く物語。すずが離れた温泉町の物語です。舞台も主人公も海街とは異なるので直接的な「続編」というわけではありません。でも海街同様に温泉町の人達の姿が丁寧に描かれていて良い作品です。
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田舎の美しさと閉塞感
2021年3月17日
吉田秋生の名作「海街Diary」のスピンオフ的作品。「海街」の末妹すずの異母弟が主人公で、すずが姉妹に引き取られなかったら山形の美しい温泉街で暮らしていたのかなと思う。その地域は大人によって守られている部分もあるけれど、閉鎖的で人の噂がすぐに広まり、居心地悪くもある。そこで成長していく若者たちの物語を引き続き読みたい。
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海街の空気はそのまま。
2021年4月15日
「海街」のすずの義弟が主人公。小さなコミュニティのしがらみのなか、成長していく青年たちのお話。
すずのように、父の死・初対面の異母姉との共同生活みたいな激しい揺らぎはない。けれど、空気や世界観は受け継がれ、しんとしみる話。様子見で☆三つです。
温泉好きには嬉しい、、。
2020年10月10日
主人公が男子になり、視点も表現も海街とは違った展開が新鮮です。何より山間の温泉宿が舞台で湯守りの仕事など温泉好きには知りたい話がたまりません。しんしんと雪が降る年越し、凛とした白椿などの美しさが心に残ります。
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続きは早めにお願いします
2020年10月9日
海街のすずの義理の弟のお話。なんかちょっと暗い感じだけれど、様子をみたいとおもいます。海街がガラケーだったのがスマホになるくらい結構長かったので、続きは早めにお願いします。
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作家名: 吉田秋生
出版社: 小学館