ネタバレ・感想ありペストのレビュー

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人間性ってのは進歩しない
2021年9月9日
いくら医療体制や技術が進歩しても、俺ペストと言ってペストでない男が注目を集めようとした昔と、俺コロナってコロナ患者じゃない男が吹聴する現代で、阿呆の人間性のレベルは進歩が無いのだなぁと思うし、新しい未知のウィルスが出る度に人類は同じ過ちや苦労を繰り返すのだなぁと素直に思う。
世の中とリンク
ネタバレ
2021年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ カミュの原作は昔の作品なのに、今起こっていることとリンクしているような作品でした。真偽はわかりませんが、多少(?)今に寄せている描写などがあるのかもしれません。それでも死の病ペストという「伝染病に打ち勝つ」話でした。昔の作品なのに今を見ているようでした。絵は上手とは言えないです。
コロナ騒動の今に相応しい作品
2021年6月10日
原作は1947年出版のカミュの代表作。欧州の町でペストが拡散し絶望的な情況になって行く様を描いた作品。ちなみに原作もこの漫画も架空のフィクションです。コロナで300万人死んでタイヘンダー! になってますけど、ペストは世界の人口の二割以上(約一億人)を殺した桁違いの脅威でした。真のパンデミックの恐ろしさを感じる良作です。
他人事ではない
2021年2月8日
今のこの世の中そのもののようです。一つの感染症が引き起こす不条理と問題点。決して作品の中の事ではありません。この世の中の事です。
有名小説のコミカライズ
ネタバレ
2022年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ コロナ禍に読んでみたくなり購入しました。
ドキュメンタリー風ではありますがフィクションです。
1940年代にとある港町オランがペストにより封鎖されるストーリーです。
その封鎖された街でペストに侵される市民と、戦う医師リウーを描いています。
不条理を描いた作品として有名なものだったので一度読んでみたかっだ小説のコミカライズとあって期待もありましたが、エンターテイメントに浸かりきっている私としてはもう少し見せ場が欲しかったかなぁと思うところ。小説で読むとまた印象変わりそうですが。
“不条理”というテーマの中で、また日常を取り戻すために戦うリウーたちの姿はとても真剣で美しく、この不条理がなくなることはない中でもまた前は進もうとする強さを感じられました。
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