ネタバレ・感想あり部長と課長 【雑誌掲載版】のレビュー

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上手い。巧い。早く本を!熱望します。
2022年2月6日
過去作「車輪の下 」での巧みな心理描写、深い造形の知識、優れた技量。

5話完結です。

あぁ~期待を裏切らない面白さ。
1巻で止められませんでした。
即全巻買いました。
各話毎に始まるプロローグ、最後のエピローグ、心理描写のモノローグが引き込まれます。舌を巻きました。
たまに入るギャグやデフォも可愛かったですね。

同じ会社にて部長(啓)と部下(吾朗)としての関係から物語が始まります。
吾朗「俺の乳首おかしくない?見てくれない?」から始まるエモさ。
エモいの使い方違います?



過去、先生と生徒という関係でも有った為、
至って冷静で常識人な啓が、少しずつ理性が瓦解していく。
16年間心の奥底に押し込めていた泥が溢れ出しているのに、色々理由を付けて納得しようとしているのが流石先生だなと思いました。
まぁ崩れたけどね。

まさかの乳首が蟻の一穴。
吾朗君鈍すぎる。

だけど吾朗君さ!
あの場面で「先生」は無いわ~(大歓喜)
無意識?無いわ~(大歓迎)

さぁ、そのコインは裏か?表か?寧ろ回転増してませんか?

まさかの3巻ラスト。
副題、たまに甥ってそういう意味?おいおい甥ー。

そして5巻ラスト。
まるでピタゴラスイッチを見たかの様な嵌まり具合。

車輪の下とはまた違う、
先が読めない明るく楽しく、少し毒の有る癖になるストーリーでした。

さぁ早く単行本を出して下さい!宜しくお願い致します。
作者買い
2021年12月27日
受けのキャラが不思議すぎました〜!
そして付き合ってからのお話ももうちょっと見たかった。
続編とか出たら絶対買っちゃう!何回も読み返してしまう謎の魅力があります笑
とても良い
2021年10月27日
車輪の下が良かったのでこちらも購入。単話なので購入を迷いましたが買って良かったです。
表情からは感情が読みにくい快楽に弱い吾郎と、元先生で現上司の啓、吾郎の甥の王次郎。感情と行動の回路がバラバラな吾郎に翻弄される啓と王次郎が気の毒というか、王次郎が憐れと思うけど自業自得感もあります。(王次郎の今後が気になる)
3話の最後はどうしてそうなったとつっこまずにはいられない(笑)
表紙に反して全体的にギャグっぽい風合いなのに導入のフォンテーヌ、ヘミングウェイ、ゲーテが効いてて妙に響くクセになる感じです。
吾郎の回路も最後はカチッと繋がったのでもう流されたりしないかな、どうかな。爛れた関係性がとてもエッチで色っぽかったです。エロへの流れが秀逸でするっとはめられちゃってる状況が絵的に素晴らしかったです。
単行本にまとまってその後とか見れたらとても嬉しいです。
え?えええ?!
ネタバレ
2022年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ いや、面白かったけど。面白かったけど、驚きました。独特のセンスで面白かったけど、受けの倫理観どうなってる!?受けが攻め以外とがっつりイタシてるので、苦手な方は回れ右。
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