2冊分もあってあの終わり方はペース配分間違え過ぎでは?互いの想いが通じ合って終わり、て作品はごまんとあるけど、それは全てが綺麗にそこに集結するように計算して描かれているから読み手も満足感や余韻に浸れるのであって、ハッピーエンドで笑いながらおいおいおい!てツッコんだ作品は初めてです。
割と最近の作品ですが作風は昔の世代の少女漫画風BLで、雰囲気やモノローグに頼りきってぼんやり話が進む感じです。
もっと盛り上げようと思ったらいくらでも要素はあるのに勿体ない。キーホルダーの事や大雅の心理描写、直人は美容師なのに自分の髪型はずっと変えてなかったり、人間が日々を積み重ねて歳を重ねているって実感が皆無。細部への気配りが欠けてるので何度も読み込みたいタイプの作品ではないです。