公式だけども作画は違う先生が書かれているのでやはりキャラの雰囲気は違います。そこは仕方のないのでまだ良しとしても、キャラの性格や言動、表情までもが違って見えるのは如何なものかと思います。この作品では冨岡さんが思ったよりもよく話してました。相手が胡蝶さんだからでも、そんなに言葉を紡ぐものか。本作からだともっと端的に話すイメージでしたから驚きました。胡蝶さんは遺族にはもっと寄り添うものだと思っていました。この作品の中で、素直じゃない遺族に対して語気を強めた言葉遣いには違和感を感じました。本作では相手が冨岡さんに対して嫌味感ではなく情のある、遊び心ある話し方をしていたと思います。この作品には胡蝶さんは常に嫌味感、言葉に棘が付き纏っていました。そして、煉獄さんですが本作では鬼に対しても「君」をつかっていました。「お前」は猗窩座がつかっていましたよね?煉獄さんの言葉遣いには柱であるという矜持が感じられただけにこの「お前」を遣われたのはとても違和感を禁じ得ませんでした。本作の鬼滅の刃は本当にヒットしましたし、ファンも沢山います。公式と謳っているだけにもっと丁寧に細部までこだわってつくって頂きたかったです。