ネタバレ・感想あり我れに五月をのレビュー

(4.2) 5件
(5)
2件
(4)
2件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
0件
切なくて大好きです
2022年5月31日
何年前に買ったか忘れましたが、ずっと大好きな一冊です。主人公が病気で、ずっと片想いしている相手が主治医。関係性がとにかく切ない。ラストが素晴らしいです。画面越しに熱を感じる絵を描かれます。
小野塚さんは友達に貸してもらってハマりました。学生時代は良さが分からなかったけど、大人になると涙が出るほど感動します。
いいね
0件
われに五月を
2021年2月14日
寺山修司の本をもじったタイトルの表題作と、じじ専を描こうと思ったらしい短編の2作品収録。

表題作の季節はおもいっきり雪の降る冬なので、何が五月なのかはぜひ読んでみてほしいです。
結核が死に至る病だった頃のお話で、結核にかかっている主人公と古くからの友人の医師、主人公に拾われる少年、3人のお話。
BLには違いないのですが、今流行りのBLではなく文学、哲学より?この作品からわれに五月をを読んでみたりすると、更にうわっとくるものがありました。
短編を含めて、小野塚作品では珍しく読後もさっぱりめ(相対的には)なので、読みやすくもあると思います。
文学的と思う
2025年2月17日
小野塚先生作品なので内容は王道ハピエン!とはいきませんが、、、でも終わりに私は救いを感じたのですよね。しかも予想外の2人で、、、!印象に残る最後でした
いいね
0件
理屈じゃない
2021年2月5日
作家買いです。
見目麗しい謎の青年に心奪われる『メガネをかけて』
謎の少年に振り回される表題作『我に五月を』
詩的な台詞回しと男の子の儚さが好きです。
ストーリーより世界観を楽しみました。
やっぱりオンリーワンな作家さんだと思います。
ライトではあるけど
2022年11月9日
あくまでも個人的見解である小野塚カホリ作品の陶酔傾向の作品だったなという印象でした。相変わらず文学や哲学を漫画にした作風で、ラストは読者任せという曖昧さですが、今作は…それがあまり効果的になってないで中途半端さが強めと感じました。小野塚先生の作品は今回購入は初でしたが、正直失敗でした。もう一冊購入予定でしたけど、やっぱりやめようかな…。でもストライクなのもあるし…。好みの作品もあるんだけど、如何せんこの作家さんは文学や哲学に陶酔しているだけで終わっている感じのが多い感じで好みから外れる作品が多いです。ヨミホで良いかな。
レビューをシェアしよう!
作家名: 小野塚カホリ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 秋水社ORIGINAL
雑誌: BL宣言