表紙の作画が綺麗だったのと、少ないながらもレビュー評価が良かったこと、既刊数がそこそこあることから、面白いのではないかなと思って試しに1巻を購入したのですが、作画が苦手でわたしには受け入れられませんでした。
登場人物の瞳の描き方、特に少しデフォルメされたような、簡素化された描き方の時の目は一層怖い。
上手く言葉にできないけれど、分かってくれる人はいるだろうか…
瞳の焦点が合っていなくて、不気味に感じてしまう。
精神を病んでイカれてしまった人の描写であれば納得なのですが、そうではなく全ての人物の瞳が、大抵違和感を覚える不気味さある作画でした。
初っ端の数ページを見ただけでまだ台詞などの文字を追う前に、その瞳の怖さに意識を奪われてしまって、話の内容がまるっきり入ってこず、そのまま閉じてしまいました。
恐らく瞳の光の入れ方や黒目や瞳孔の書き方のバランスの関係で、視点が定まらない人のように見えます。
この点が改善されなければ、物語の内容がどれほど良いものであろうと、瞳以外の作画がどれほど素晴らしかろうと、今後わたしがこの作者さんの作品を手に取ることは無いと思います。
話の内容が一切読めないほど、申し訳ないけれど、わたしには無理でした。