オチまでの紆余曲折で、主人公の設定と言動に引っかかる作品でした。
眠っている間に見る夢で未来視ができたり異世界を覗くことができる『眠り姫』という超チート設定で1話は無双描写をしてたけど、物語後半ではかなり控えめになっており…せっかくの能力を活かしきれていないというか、眠り姫設定があまりにチートすぎて筆者がこれを扱いきれてないように感じました。能力自体をもっと控えめにしてもよかったと思います。
加えて、いつも前向きで天真爛漫という性格なのに、旦那の性格や周囲の状況を鑑みず、ちょっとしたことですぐ激高するのが結構キツかった。すぐに反省して仲直りするのはいいんだけど、最初に決めた志がブレブレすぎて受け入れづらい。ドラマを産み出すため、主人公を無理矢理怒らせてるような印象まで受けました。キャラクターに感情移入しづらかったです。