今のキュンキュンする青春ラブストーリーじゃなくって、心をえぐるような なんとも切ない恋が描かれています。あの頃の青春ラブストーリーは 今の胸キュンと違って、絶対、ヒーローに一癖も二癖もあって、ヒロインを恋の紛争へと巻き込むのですが、あの頃のヒロインは 恋になんか負けないっていう強い意志を持っていて、それは 彼を想うからなんですけど、もう 高校生で そんな辛い恋をやめちゃいなって言ってあげたくなるほどです。(今は おばさん目線で。)あの頃の私は そんな恋に憧れていたように思います。そういう切なくて 辛い、もしかすると 本当の恋って こんなにずっしり重いものなんじゃないかなって思います。