このレビューはネタバレを含みます▼
1970年代後半に、一世を風靡した作品の続編です。
当時は、かなり設定が離れたテレビドラマも、それはそれでおもしろく、人気でした。
高校生だった主人公たちが、なんと50歳になってからの設定という作品です。
いま、読み返すと、なんか、みんな、必要以上に「老けて」描かれているなぁと、感じます。
まあ、当時は、これが普通だったのかな。
50年前の、50歳なんて、もう、いい「おじいちゃん」だったと思いますし、
この時代の50歳も、かなりの「シルバー世代」だったのでしょう。
いまは、50歳も、まだまだ「ヤングアダルト」で、イケイケな人は多いですが。
前作を知らないと、ちょっと展開についていけない面もあるかもですが、とびっきりの青春時代をすごした主人公たちの、現実に直面しての中年世代の日常生活を客観的に描きつづった佳作と思います。