ネタバレ・感想あり【寂寞を棄て春を待ち】シリーズのレビュー

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ハマっちゃいます!
2024年3月5日
天野先生の作品は、何年も前から定期的に浸りたくなり、また今回も天野ワールドに浸る時期になりました!
何というか、すごくクセになるというか、私のように、強い攻め×美人受けフェチだとたまらないです!
絵は正直雑なところもあり、読みづらい場面とかも多々ありますが、戦時下を舞台にした作品も多く、その辺りも良く勉強されてるのかと。
とにかく雄臭い攻めが渋くてカッコ良く、「ブロンド花嫁〜」(タイトルも先生の持ち味ですね、笑)がこちらのスピンオフですが、そちらの方ばこちらより甘々でとっても良い!
イケオジ攻めが堪能できます。
先生の作品ほぼほぼ読んじゃいました!
先生の同人誌も買っちゃってます!
先生の作品もっともっと読みたいです!
何か凄いものを見せられたって感じ
2023年2月27日
ヨミホ。表紙と副題で敬遠しがちですが面白いです。表紙とタイトルで損してる漫画多いけど何でだろ?作家さんの意向では無い気がするけど…。
第二次世界大戦終焉のドイツ、ナチを舞台にした男たちの切ない恋愛模様。私には濃すぎる内容でして、ちょっと深呼吸して一旦落ち着いてからでないと読み返せません。それくらい読後感は満腹でした。
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よかったです
2022年8月16日
タイトルだけ見ると軽そう?に思えてしまうのですが切なさも愛もたっぷりな作品でした。ハッピーエンドで本当によかったです
1本の映画のようなお話。
2022年7月25日
読み放題にて。他のレビューの方々と同じくタイトル・副題等で損をしてしまうタイプで洋画でよくある話だなぁと思い、内容も洋画っぽい雰囲気でした。第二次世界大戦下の軍人達のお話。部下✕上官。ちょっと絵柄が少し古めでセリフ回しとかもそうなのですが、それが良いアクセントになっていました。哀しいままで終わらなくて良かった〜!スピンオフでこの物語に出てきた人物達のお話を先に読んでしまっていたので、こちらを読んで、そのお話も補完出来ました😊
副題はいらん
ネタバレ
2021年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ドイツの戦時下のお話とても良かったです。
愛の逃避行が上手くいかず、これはもしや悲恋物かと心配しながら読み進めたらハピエンドで良かった。
戦争と言う重たい題材ながらも主人公2人が魅力的でエッチもキレイに描かれていて引き込まれました
最後は2人の幸せな姿が見たかったです。
また2人に会いたいです。
好きになれなかったのはレフトアイでした人の弱みにばかりつけ込んで、レフトアイは双子ならどっちでもいいんかい⁉︎
ただ、副題のせいで危うく見逃すところでした
表紙と内容が違いすぎますよ。
正視出来ない書名(副)なのに中身はしっかり
2021年8月11日
圧倒される言葉遣い。頁開いてすぐに「射手座の男と恋に落ちたの」で始まるし、表現が大きくてナルシスティックな面倒臭い言葉選択に、読むこっちが些か当惑。
しかし死と隣合せで、文字通り敵味方入り乱れての白兵戦へ。戦争物BL。陥落間近の自軍に居たらきっと誰もが生易しい綺麗事で片付けられない空気、任務遂行が貫けないかもしれない。戦争なんて間違いなく甘いものじゃない。お国の為というよりたとえ総統の為に戦った人々でも、その大義は、身近な愛する者への愛の為にへと置き換わる。SSやSAが居て立場立場で本分があり、一方で人間同士種々の思惑は別に働く。敵にも味方にも其々愛する者が居て、情のやり取りがあって、殺人マシーンだった者にさえも、守るべき存在との期せぬ出逢いがある。
話は、時間の前後した進行や複数場面のスイッチが多用されており、2度の通し読みを強く勧める。
絵は、戦争の雰囲気が出ていて入り込める。ただ、主要キャラの顔は時々私の好みと違う。私はそこを評価下げ材料にしない。
「愛を得たければ自ら勝ち取れ」が1エッセンスにあるのだが、時代背景の厳しさから、再三再四二人は翻弄される。
よく、どこでいつから好きになったか分からない、ということを批判されてる作品を見かけるが、ローベルト中尉とマイヤー特務曹長も該当する可能性がある。始まりは明確ではないが自覚したときは既に落ちていた、も有りと思って私は其は問題視しない。
ホフターやレフトアイも敵役ながら仕事した。手段選ばぬ卑劣と情と。「本当の事を言ったって君は手に入らない」でドラマ作り。兄弟の出し方はお話作りの安易な狡さも感じつつ、こうでなければああならない筋運びに、仕方ないかな、とは思う。ホーファーにも役目。
ノイラート少将を巡る主要キャラ各々の想いを度々描きながら、総裁への反旗は真偽不明としたことも、本作の意志を感じる。少将の位は、中将の下、大佐の上。中尉は、少佐の下の大尉の下。

性描写多めBLはレビューしないが、3冊ひと息に読ませてくれたので、一筆。

趣味悪いタイトル付け、副題、目次に見る各話のタイトル、どれも勘弁して欲しかった。作者?出版側の責任? 但、本編の仰々しい言葉遣いの延長線ではある。
幼少期、時代劇で、斬れとの命を受け、逆に主人公に斬られる「悪者」側の家族とかを案じていた。後年某作家の元夫人が同意見と知り心強くなったのを思い出した。
重厚で面白い!(副題、なぜこうなった!?)
2021年6月26日
6/30まで読み放題対象です。フォローさせていただいた方のレビュータイトルが目に留まって読んでみました。なぜ、「寂寞を棄て春を待ち」で表紙を飾らなかったのか…謎すぎます。フォローさんの「逸品」レビューを見なかったら、読むことはなかったと思います…。もったいないな…。
時代背景なども詳細でしっかりしていて読み応えがあるし、BLとしても申し分ないです。1巻133ページ、2巻145ページ、3巻143ページで、1冊の分量は多くないですが、表題作のみなので、十分な満足感です。プロローグからの繋ぎと過去との絡め方が本当に上手いです。皆さん仰るように、「映画みたい」です。
第二次世界大戦終戦間近のドイツが舞台。ドイツ軍のローベルト中尉と武装親衛隊マイヤー軍曹の逃亡と芽生える愛の物語。ハラハラする展開と少しずつ明かされる真実と登場人物たちそれぞれの境遇や思惑に引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。とても良かったです。本当に、表紙に躍るサブタイトルだけが残念に思えてしまいます。とても重厚で硬派なお話なのに…。
スピン元と言っていいのか分かりませんが、同じドイツ武装親衛隊のお話「戦場に降る甘い花」は、だいぶ軽快で読みやすくて、BL未満なのですが、「寂寞を棄て~」とは違った面白さがありました。こちらも6/30まで期間限定読み放題対象です。
ほんとに、フォローさんのレビューが興味をそそられるもので、、、ありがとうございます。
映画を見た気分
ネタバレ
2021年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ローベルトとマイヤー、戦時中の上官と部下の切ないラブストーリー。
物語の舞台はドイツ。
マイヤーは忠誠を誓った上官を亡くしました。
形式上の婚約者もいたけど愛してはいませんでした。
上官を守れなかったことを悔いて、苦しんでいたけど、新しく就いたローベルト中尉と出逢い、人生が大きく変わっていきました。
常に行動を共にしてるうちにマイヤーは忠誠心以上の気持ちを持ち、ローベルトも信頼する部下以上の気持ちを持つようになり、愛し合うようになるけど、戦争の最中過酷な運命を辿ることになります。
婚約者がいることを隠したままマイヤーはローベルトと国外逃亡しようとするけど見つかってしまい一度目は失敗、ローベルトを守りたい一心で嘘の罪を告白して、逮捕され命の危険に晒されます。
ローベルトはマイヤーに川に突き落とされたけど他国の軍人に助けられ一命を取り留めるけど、マイヤーが気がかりで情報を手に入れる為に取引をして犯されてしまいます。
漸く2人は再会を果たすけど、状況は複雑な中で今度こそ守り抜き、生涯忠誠を誓い再び逃亡しました。
でも監視されていて捕らえられ、究極の選択を迫られます。
2人が最後に幸せになれてホッとしています。
副題は三流(以下)ですが、物語は逸品
2021年6月22日
(読み放は2021/6/30までです)
「映画みたい」と称される作品は少なくないですが、この作品の描写は映画そのもの。たとえば映画では、画面の中のストーリー進行とは無関係に人物の独白が淡々と流れるシーンがよくありますが、この物語にはその手法が多用されます。
同時に、過去と現在、さらに少し先であろう場面の映像やセリフがストロボのように点滅し交錯します。
カメラのピントが合っている人物はクッキリと、そうでないものはぼやけて見える、あのコントラスト(対比萌え)がコマの中でも再現されています。
人物の心情表現も然りで、最も知りたい部分には触れずにスルッと画面が移るのも映画的。いつ恋に落ちたとか何故惚れたのかとか、ともすると心情に強い光を当てて影も消えるほど隅々まで照らし出す作品が多い中では異色な部類。何でもかんでも説明されるのは興醒めという方はお好きなはず。結構難解ですが、そのわからなさも醍醐味です。わからないな~と反すうしている間ずっと作品を楽しんでいられますし…ね?
あぁ、再会のシーンが無音で進む美しさときたら…。
1945年1月、ドイツ--5月に降伏することを知る由もなく、第2次世界大戦下に愛しあい生き抜こうとするナチ党武装SSのマイヤー軍曹とローベルト中尉のお話です。
読みホにて。
2020年8月11日
敗戦間近のドイツが舞台です。2人の強烈な愛情が心に残り読み応えがありました。
「戦争と愛」
2017年5月18日
第二次世界大戦末期のドイツ第三帝国、美貌の若きSS上官と寡黙な年長の武装SS部下との、命を掛けた逃避行劇の行方は?シリーズ3巻完結。1巻は1回目の脱営・出国からその失敗までを収録。
トンチキなサブタイトルがついてますが、内容はいたってシリアスな戦争モノBLです。描写が詳細でストーリーも緻密なため、一度読んだだけでは理解しにくいかと思います。特にこの1巻は、時間の流れの逆行と、作中のテーマの一つである部下・マイヤーの独白が随所に絡むため、読み進めづらい点が多いかなと。レンタルよりも購入して何度か読み返すと、この作品の良さがより分かると思いました。
絵柄と作風は好みが分かれるところ。歴史と軍隊・軍服が好きな方にはお勧めです
読みごたえあり!
2017年5月17日
タイトルが長ったらしくて意味不明ですが、長編小説のような読みごたえのある作品でした。
第二次大戦中のドイツ軍の豆知識もちらほら解説があって分かりやすい歴史物です。
切ない恋愛要素と迫力のあるストーリーでお話に引き込まれてしまいました。
大変満足な作品でした。
1巻目。お話最高!タイトルがクズ。。
2016年6月26日
1巻133、2巻145、3巻143ページ。全て表題作。
シリーズものとして何故かタイトル違うけど、3冊で1つのお話。
(何故?普通に寂寞を棄て春を待ち、だけのタイトルじゃなかったのか。。)

中身は重厚でシリアス!
読み応えのあるお話です。
ストーリー重視、歴史好き方には激オススメ!

終戦間際の安定しない状況。
上品な上官と無口で横柄な護衛管の、地位と命をかけたお話です。
作者さんのドイツナチシリーズでは、マジなシリアスBL。
ギャグ皆無、ラブ有。

というのも、ナチ軍ものでも英雄ロマネスクは、キャラが楽しい最前線部隊の日常ほのぼの(?)ラブ無しストーリー。
そして本作のスピンオフ、主人公の双子兄とイギリス諜報の話、俺の天使と踊れ!はギャグ丸出しでもないんだけど、コントような2人とアホな4コマで、シリアスさがあまりない。
どっちかっていうと、そのスピンオフくらいのアホとシリアスのバランスが、よくあるBL漫画にありそうな軽さ、でしょうか。

ちなみに本作&上記2つのナチ系作品、どれも何故かサブ?タイトルがあほ。
まともな元のタイトル?より表紙を大きく飾り、中身のイメージを著しく害してます。
元の同人誌にはないようなので、電子だけ??
意味フメー。。
ある意味、内容とは裏腹のエンターテイメント的タイトルっすね。
作者さんの傾向を理解すれば笑えるけど、一見さんはスルーしたくなるから客足悪くなって、売る側には笑えないはずだけど。。
切ないです
2012年1月28日
哀愁漂います。物語は伏線が何重にもはられています。
好き嫌いが分かれそうですが、私は好きでした。
純愛もので絵が綺麗です。
ただ…そんなこと戦局が混乱してたって不可能だろう…というストーリーですが…。
こちらのシリーズ1作目では『愛』はあまり感じられないのですが、2作目以降で『愛』を感じられました。
言葉の韻を踏むような作品や切ない作品が好きな方にお薦めです。
叙情的な感じ
2009年9月25日
軍人のストイックさが好きなので、個人的な好みで恐縮ですが評価5つにしました。

直接的な感情表現があまりなく(軍人ですから^_^;)、表情や仕草で気持ちを読んでいかなければならないのと、ストーリーが過去と現在で混在して少し複雑なので、好みは別れるところだと思います。


この話は3部作ですが、本作は主人公2人が出会い、軍から逃亡し、追手が迫ったところで、マイヤーが自分を犠牲にして、ローベルトを逃します。命がけの愛ですね。
ローベルトは、繊細で臆病なのですが、マイヤーに対しては震えながらも強がったりして何だかとても可愛いです。泣き顔もキュート🖤です。
サブタイトルのセンスなさで損してるような
2020年6月13日
内容はかなりシリアス。歴史物でリアル寄り好きなら好きでしょう。特に軍服姿が綺麗。ドイツの軍服は昔から定評あるけどやはり素敵です。ナチスは同性愛者も異端としていたので(収容所行きにされていた)逃亡もそうだけど関係がバレても命取りだったでしょう。とても面白かったです。ただし、他の方も言ってますがサブタイトルは陳腐すぎて引きます。何でこんなサブタイトル付けてるの?いらなくない?サブタイトルで読むの避けられそうだから本タイトルのみで良いと思います。
良かった~
2014年5月20日
タイトルはドン引きですが、内容はすごく良いです。上官とのロマンス、しかも軍服、好きな人にはたまりません。何度も読み返しました。
読み直し決定
2014年3月15日
ストーリー構成がちょっと複雑かも。ローベルトが可愛い!まだ一作目しか読んでないので、今後がどうなるのか楽しみです
せつない
2014年5月2日
戦局が厳しい状況のなかでの中将とその護衛の2人のお話しです。描写が繊細で好みは別れるかもしれません。
好みが分かれる
2014年3月1日
ストーリー重視なんだと思うけど、絵も話も私にはクドくて、この作者さんのはあまり私には好きになれませんでした。
いいね
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作家名: 天野瑰
ジャンル: BLマンガ 軍人(BL)
出版社: 双葉社
雑誌: BL宣言