ネタバレ・感想あり灰雪の街のサバーカのレビュー

(4.0) 4件
(5)
2件
(4)
1件
(3)
0件
(2)
1件
(1)
0件
グッと来る
ネタバレ
2021年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 生きざまがとてもグッときました。
おじさん達がイチャイチャしたりえっちしたりは回想シーンで一瞬しか無いので、しんみりしたBLとしておすすめです。
いいね
0件
モノクロ映画
2021年3月29日
表紙のまま良質なモノクロの映画を見た気分になります。殺伐とした世界のファンタジー。
いいね
0件
オジサマ達の優しく切ない話
2021年6月1日
初コミックス。こちら単話無料2話読み気になっていた作品。
単話の表紙がモノクロ男性四人のアップで、一人ずつ順に二人命を落としていくダーク感にゾクッと来ました。
単行本版は表紙が変わりましたね。

元傭兵で暗殺者として生きる四人の'ろくでなし'(ファルカ×ガルとラーラ×シーダ)のうちファルカ、シーダが亡くなり代わりに、ファルカそっくりの青年と白い犬が加わり、死に急いでいたオジサマがようやく生きる希望を掴む話。優しい話ではあるけれど彼らの境遇を思うとどこか物悲しさが残る切ない話です。

底冷えのする街と絵と話がよく合って、ノアール映画の様な読後です。ワンコが程よくアホなので、重い十字架を背負うオジサマ達の人間らしさを呼び起こしてくれて良き◎
ずっと楽しみにしてたんです
ネタバレ
2021年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話の表紙がとても良くて1話読んでこれは一気読みしたいと思って単行本になるのずっと楽しみにしてたんです。自分は叙情的な話はあんまり好きじゃないのでガビーンとなってしまいました。まず、絵がちっとも頭に入ってこないです。漫画読むの好きなんですが、誰が誰だか分からなくて苦しかったです。おじさんたちなんですけど、髭が生えてるだけでシワが描いてあるだけでおじさんには見えなくてたまに若返ってるかと思ったりしてしまいました。紙だったらまた違ったのかもしれません。話が好みにあわず。ゴリゴリの傭兵漫画とか慣れてるせいで、人を殺す稼業の人が、何やら叙情的なことを言うと白けてしまいます。それとか、人を殺して生計を立てといて自分だけ飛ぶのは狡すぎる。恋人を残して犬を庇って死ぬのは本当に「犬死に」。作中で組織の人間にそう揶揄されるんですが、自分も全く同感です。その通り過ぎる。犬を見殺しにすれば良かったのかというと難しいですが、最愛の人を孤独にすると分かっててやるって、そういう優先順位なんだ、と単純にやるせなくなります。ふしぎなお話で犬を助けて良かったみたいになってますが、結果論と思いました。BLにそこまで考える方が間違ってる気もしますが本当に楽しみにしてたんです…。サバーカとか強めの言葉使わないでほしかった…。ガビーン…。ただ、雰囲気あって最後は救いがあるので良いお話なんだと思います。
レビューをシェアしよう!
作家名: 帽子
ジャンル: BLマンガ イケオジ(BL)
出版社: 日本文芸社
雑誌: Melty Bullet