‥になるのではと思います。まだ連載中なのでお話は終わっていませんが。終末を週末に引っ掛けたベタでお気楽なタイトル。ツーリングの楽しさやワクワク感(私は何も運転できないので実はよくわかりませんが)。あまりに元気で明るすぎるヨーコちゃんのキャラなどが際立っていて楽しく読めてしまいますが、実はこれは胸が締め付けられるほど悲しくて辛くて苦しい現実と気持ちが盛り込まれた素晴らしい近未来小説漫画だと思います。人と機械の境界線を超えた設定や模写、ドライな終末感や終末後の孤独感などは手塚治虫先生や小松左京先生のコンセプトにも通じますし、終末後の模写も半端なく非情です。人類の矮小さと自然の偉大さの対比は今の時代に生きる私たちに対する警告にも聞こえますし、それでも人間のポジティヴさを捨てることのないお話には勇気づけられもします。でも実は私にとって一番怖く感じるのはヨーコちゃんの存在です。この子はアイリちゃんとは違う存在なんだろうか。ヨーコちゃんの見る夢の意味は?ヨーコちゃん出生の真実は?アイリちゃんはどのように生み出されたのか?お姉ちゃんの正体は?そしてどのようにして地球は終末を迎えたのか?ジワジワと明かされていく謎に時に戦慄しながら、それでもやっぱり明るくポジティヴなヨーコちゃんと可愛いアイリちゃんに救いをもらえてる。私にとっては、ほんとにほんとに不思議で不安で楽しい、今まで出会ったことのない大好きなSF小説漫画です。