ネタバレ・感想ありイーデン教授の優雅な休日のレビュー

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非日常を最前列で観るなら多少の投資は
ネタバレ
2023年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全198ページで1,200ポイントとは高いでしょ?(-_-;)
でも何でもない表紙だからこそ惹かれてKADOKAWAセールで購入。
インテリな大学教授の非日常を描いています。
何よりも銃を愛し、愛しみ、大切にするイーデン教授はメンテナンスで返ってきた銃を娘の里帰りといい、好みのスタイルの銃は美人だと呟く。
柳〇教授のような休日の過ごしかたなら読み手の疲れた心を癒してくれるのだが、彼の周りには休日を優雅には過ごさせてくれそうもない危険分子がうじゃうじゃいる。
それをワインやコーヒーを嗜む片手間で削ぐのだから、彼の裏の顔は計り知れない。
左腕のタトゥーが何かの組織だと勝手に推測する私は完結となっているけど続編あるんじゃね?と期待している。
それにしても教授のスキル能力の高さよ。
大学教授だから知識はある、料理はたいていのものは作れる。家はハウスメイドがいると思うほどに整っている。世の女性は教授を見逃さなかったはずだが、あまりにもパーフェクトすぎて尻込みしたのか?いやいや「私の可愛いレディが焼きもちを焼く」などと言ってけんもほろろにあしらわれたのだろうな。
男のフェチズムに溢れた作品
2023年10月25日
フェチズム匂い立つイケじじが丁寧に悪い男をやっている作品。かと言って雰囲気だけでもなく、詳細は語られないもののストーリーもある。続編が出てもおかしくはないが、1巻で完結できているのもいい。
なにより、銃に時計に靴に服に煙草に杖。作家さんこそがお好きなのだろうと思うほど、どれも丁寧にフェティッシュに描き込まれていて見ていても楽しい。
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作家名: 智田直
出版社: KADOKAWA