主題の”ヤンキー執事”を楽しむという要素以外はあんまりありません。同僚の執事とちょっとした切磋琢磨があるぐらいで、ストーリーといえるものはほぼありません。ジャンルカテゴリにラブストーリーとか政治とか極道とか色々入ってるけど、ほとんど当てはまらなかったですね。かろうじてギャグはちょっとあるかも。
でも「中身スッカスカなのか?」と言われるとそうではなく、きちんと”ヤンキー執事”というものを楽しませてくれる、そんな漫画でした。読み終わった後に物足りなさを感じたのは事実ですが、充足感があった・これで丁度良かったと感じさせるものがあったのもまた事実です。下手にドラマを足したりしていたら、評価は下げていたかもしれません。