世の中、数えきれない人間がいたら、そりゃ男と女、2つだけに分類出来るわけないよね、と納得出来る作品でした。
自分も女だけれども小学生の時にいつか男性器が生えてきて男の子になれると信じていた時期があったり、
男子というだけで、ちょっとヘマをやらかしたら教師から体罰を受ける男子を見て、やっぱり女でいい!と思うようになったり、性自認が曖昧な所があり、自分って変?と思い生きて来たので、なんだか読んでいて仲間がいるみたいでほっとしました。
愛がわからない、というキャラの話も興味深かったです。本当の自分は自分ですらわからないので、他人がわかるわけないですよね。
なんだか、普通でなくても幸せに暮らせる、幸せになる権利がある!と思える漫画で、明るい気持ちになれました。作者様に感謝しています。