期待していなかったのに、読みだしたら、惹きつけられました。1巻は まぁ、普通だったんですけれど、2巻、3巻と 徐々に話が盛り上がり、それも 階段を一歩一歩、ゆっくり上がる感じで、そして、話の中心は いつも 息子ちゃんで、そこが とっても 好感が持てました。恋愛ではなくて、女性が仕事をすることや育児、そして、現代の夫婦というものについても考えさせられました。夫婦の意見が一致することは もちろんですが、男女ともまたは男女のどちらかが柔らかな頭の持ち主であることって 夫婦が長続きする(幸せに)最大条件なのかな、とも思いました。とにかく、息子ちゃんが いつも 幸せそうで よかったです。(そして、ヒロインも言ってましたが、晴くんのコミュニケーション能力を誰でも持っていたら、人間関係上手くいくかも、とも思いました。)