ネタバレ・感想ありおはようを君と言いたい 単行本版のレビュー

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期待以上に素敵な作品でした。
2022年6月8日
期待していなかったのに、読みだしたら、惹きつけられました。1巻は まぁ、普通だったんですけれど、2巻、3巻と 徐々に話が盛り上がり、それも 階段を一歩一歩、ゆっくり上がる感じで、そして、話の中心は いつも 息子ちゃんで、そこが とっても 好感が持てました。恋愛ではなくて、女性が仕事をすることや育児、そして、現代の夫婦というものについても考えさせられました。夫婦の意見が一致することは もちろんですが、男女ともまたは男女のどちらかが柔らかな頭の持ち主であることって 夫婦が長続きする(幸せに)最大条件なのかな、とも思いました。とにかく、息子ちゃんが いつも 幸せそうで よかったです。(そして、ヒロインも言ってましたが、晴くんのコミュニケーション能力を誰でも持っていたら、人間関係上手くいくかも、とも思いました。)
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素敵なのに
ネタバレ
2022年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ なぜかモヤる…w 主人公の京香さんは出産後に家庭に入って欲しい旦那と意見が合わずに離婚してシンママに。仕事は忙しく子供の世話もままならず悩んでいた時に仲良し同僚のアドバイスで家政婦代行を頼むことに。そこでやってきた3歳下の保育士資格を持つ男・晴がやってきて…というストーリー。まぁ色々ツッコミどころもあるんだけどそこは置いておき、恋愛どうこうというより子供を中心とした色々な家庭の問題や親として何が1番かを考え進む話で晴と京香は結ばれるんだけど、そこにちょっと不器用で昔気質な元夫も出てきてこの元夫の目線や心情がなんとも言えずモヤる…。ていうかそもそも家庭観が違うのになんで結婚して子供作っちゃった?って感じだし。夫が不器用なだけで案外良い人で本当は京香と子供の郁と3人で幸せな家庭を築きたかったんだろうなぁってシーンがぼちぼちあってそこだけ引っかかるというか、京香と晴と郁が幸せ家族になって良かったねぇ!とは読了後になれなかった…。晴と元夫との関係とか普通ならあり得んわって感じだけど、誰もが郁の幸せとみんなが円満になるようにってことで設定された感満載。元夫のその部分さえなければ本当良いストーリーだなと思う。京香と晴と郁だけ見ればすごい良いけど、目線をズラして元夫に向けてしまうとちょっと切ない。なので星は4つ。正直3.5にしたい。
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考えさせられました
2022年6月8日
家事代行者と 一週間もしないのに、あぁいう仲になるのは、代行者の人は プロとしてダメだと思いました。彼女のほうも 好意を寄せているみたいでしたけれど。シングルママの日常は たぶん ほんとに こんな感じなんだろうと思いました。真っすぐで平たんな道なんてなくて、いつも 仕事と育児の間で 気持ちがすり減っていくんじゃないかと思いました。ヒロインは 芯のある心の強い女性で その彼女をサポートする形では ヒーローのような人がカレシが ほんとにいいのじゃないかなって思いました。いろ色と考えさせられました。
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作家名: 文川あや
出版社: ビーグリー