自分を辛くしていたのは本当は誰なのか?というのがこのお話の命題のようでしたが、その中で他責思考が入り乱れている割にはわかりやすいお話の展開でした。
それぞれの相関関係もスキャンダラスな設定にしては最後に自己責任と思いやりとは何かをそれぞれの登場人物が思い知ることになり伏線回収も多少の強引さはありながら、あまり悲劇的にならずに穏やかな着地点に収まっていました。
このお話のその後の方が色々話が膨らんで面白そうです。
ただ絵は自分好みではなくて、宣伝に載せられてつい購入してしまいましたが、正直いえば購入までして読んだのは後悔しています。
無料版か読み放題に出るまで我慢すればよかったです。