ネタバレ・感想ありシジジー、シジジーのレビュー

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かなり面白い!
ネタバレ
2022年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 倫理的にはどうかと思うがストーリーとしてはものすごく面白い!背徳感、性癖、トラウマ、罪悪感、後悔などなど人のネガティブな心をこれでもかと著してる。小学校の教師をしている主人公のハセ先生(女)は昔のトラウマから大人の男性に恐怖心を抱くようになり、代わりに幼い少年を愛でるいわゆるショタになっていて(でも愛でるだけで性的に何かするわけではない)、そんな性癖を6年生のセロくんに見られてから彼の願望を叶えるための奴隷または相棒にされてしまい…という話。とりあえずハセ先生は確かに弱みを握られて窮地に追い込まれるけどやっぱり大人。反対に12歳なのに中身は異常に大人で頭が良く成熟していてあまつさえ変な色気すらあるセロくんはどんなに大人びていてもやっぱり子供。その2人のコントラストがとっても面白い!この2人に惑わされて利用されてしまう甲斐先生可哀想w すごい良い男なのに。最後どうなるんだこれ。セロくんが隠している秘密…なんだろ?親に実は性的虐◯されてるとか?ハラハラする作品久しぶり。あまり変な偏見を持たずに作品として見てほしいかな。というかシジジーとはどういう意味か知りたいw
なかなか読ませる
ネタバレ
2024年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ これ、ストーリーも絵も作者さん一人でしてるなら、なかなか読ませる力あると思います。
正直、小児愛系はまんがでもNGなんですが、このお話は当事者のリアルな心理が描かれていて、眉をひそめながらも読んでしまうw
実際にもいるであろう、社会ギリギリに立つ人たち。でも、普通に笑ったり泣いたり焦ったりしながら、この主人公みたいに生まれ変わりたい…と思っているのかもしれないな。
ストーリーは小児性愛のある女教師と、それを見抜いた少年との歪な契約関係。
教師も嗜好がタブーな側だけれど、少年にもなにかある。そんな秘密も匂わせる内容です。
大人になれない女性と、大人になりすぎた少年。
歪んだ関係の結末がみたいと思わせるあたり、作者さんの台詞やコマ回しがどこか魅力的だからなのかも。
画力はまだまだこれから上手くなるタイプの漫画家さん、と個人的には思ってます。
2巻まで読んでるけど、結末でたら一気読みしたいなあ。
歪んだ2人が少しでも救われるラストだといいな。
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作家名: 雪魚
ジャンル: 青年マンガ 恋愛
出版社: 小学館