ベルばらファンにはたまらない、池田理代子先生の描くヨーロッパ貴族社会は、絢爛豪華。ベルばら同じく悲恋と悲劇の掛け合わせで、時代に翻弄される男女のお話し。ユリウスをオスカルに重ねて読んでいました。子供の頃の連載の記憶で、ラストを思い出せず(多分途中伏線が多すぎ脱落したのか?)読み放題で全巻読破。ことごとく読者の期待を裏切り登場人物が翻弄される様は、物凄い構成だと思いました。史実と巧みに絡ませて読ませられたので、ロシアの歴史に興味を持ちました。ラストも結局裏切られた。この気持ちどう浄化させたら良いか誰か教えて!