無料版を読んで。まだ葬儀についてとか考えていなかった若い時に身内を送りました。ボンの母親と同じように知らない人が来る無意味さも分かるし、まだ棺が斎場場所から離れてもないのに花籠や菓子盛籠から見知らぬ老婆が走り寄り捕っていく様子や参列者が何か他の話で笑っている様子をぼんやりと観ていたことを思い出しました。そんな人達の為に貧しい生活で貯めたお金を必要以上に使わされてしまったことは今でも葬儀社に対する憤りしかありません。こういう各々の事情に合った葬儀を考えてくれる葬儀社と出会えてたら…と改めて思い出させてくれた作品です。絵がちょっと苦手なので-1で。