久々の再読。秋田書店→吉祥寺企画→冬水社で発売。最初の掲載紙ボニータではどんな扱いだったのか気になる所。話で魅せるタイプ。30年くらい前の作品なので色々古い。本当に高校生なのか疑問な人たち多数。姫=男でゲロマブも男。超美形はウルトラいいおとこ!
病弱で平凡を愛し、真面目で優しく前向きなタイ。一方の一生は容姿端麗、頭脳明晰、文武両道で金持ちの息子。そんな二人が出会い、極運星、運命の相手、蝕の星等々、不思議なことに巻き込まれていきます。
白陽高校(もちろん男子校)で再会。タイを追って高校に来て、タイのためなら殺されていいと言い切る一生。いかにも現実主義なのに案外星のことを信じていて面白い。タイに恋をし、タイにだけは満面の笑顔!
作者が大好き?なマラソン大会ロミオラリーでは定番の女装あり。大怪我している一生ですが、タイのために優勝を目指します。さらに問題を起こす運動部VS一生VS嵯峨沢。敵と(恋の)ライバルに挟まれ、辛い決断をする一生。しかし思いの強さ>占い!!
愛情深く鋼のメンタルで熱血暴走しがちな守と、そんな彼をしっかり受け止める直人が良いカップルで良い家族。何度読んでも涙目。ちょこちょこ葉芝真己のモブキャラ絵あり。